オルガンのあった場所

悲しみではなく美しさを、拘束ではなく自由であることを、冷笑ではなく憐れみであることを、倒れることではなく起き上がることを

シン・ギョンスク(著)
きむ ふな(翻訳)
2021年11月30日刊行
978-4-910214-24-5

鄭芝溶詩選集 むくいぬ

僕には国も家もない 大理石のテーブルに 触れる頬が悲しい

鄭芝溶(著)
吉川凪(訳)
2021年10月31日刊行
978-4-910214-32-0

詩人キム・ソヨン 一文字の辞典

詩人キム・ソヨンがハングル一文字の言葉を通して 人生のさまざまな時間、情景、感情を描いた 私的で詩的な一文字の辞典

キム・ソヨン(著)
姜信子(監訳)一文字辞典翻訳委員会(訳)
2021年9月10日刊行
978-4-910214-25-2

ある夜

不慮の事故に遭った「ある夜」の出来事と、道端に横たわり助けを待ちつつ回想した彼女の半生のエピソードを重ね合わせながら、一人の女性の人生と心の機微を描き、金承...

ユン・ソンヒ(著)
金憲子(訳)
2021年7月31日刊行
978-4-910214-27-6

ハナコはいない

出張先ベネチアで、かつて親しかった女友達の記憶を辿る二日間。突如姿を消した「ハナコ」は、「彼」が作り出した幻想の女性像なのか、「彼」は果たして彼女自身を見よ...

チェ・ユン(著)
朴澤蓉子(訳)
2021年7月31日刊行
978-4-910214-26-9

完全版 土地 14巻

智異山周辺で独立運動が新たな局面に入ろうとしている 吉祥の帰還で物語はどう動くのか

朴景利(著)
金 正出(監修)
吉川 凪(訳)
2021年7月15日刊行
978-4-904855-54-6

たそがれ

韓国文学を代表する作家 黄晳暎が 現代社会に生きる人間の魂の痛みを静かに描き出し、 2019年国際ブッカー賞の候補作にも選ばれた中編小説。

黄晳暎(著)
姜信子、趙倫子(訳)
2021年6月20日刊行
978-4-910214-22-1

ワタリガニの墓 韓国現代短編選

クォン・ジエによる表題作をはじめクォン・ヨソン「桃色のリボンの季節」、ハ・ソンナン「隣の家の女」など12編からなる、韓国現代文学のアンソロジー

クォン・ジエ(著)ハ・ソンナン(著)チョン・ハナ(著)キム・ミウォル(著)クォン・ヨソン(著)ユン・デニョン(著)イ・ジェハ(著)(著)ク・ヒョソ(著)イ・ヒョンス(著)パク・チャンスン(著)チョン・ギョンニン(著)
金明順(訳)
2021年4月20日刊行
978-4-910214-23-8

とにかく、トッポッキ

韓国の人気シンガーソングライター、作家、書店店主のヨジョが、トッポッキにまつわる思い出をユーモアいっぱいに綴ったエッセイ集。

ヨジョ(著)
澤田今日子(訳)
2021年3月31日刊行
978-4-910214-18-4

茶をうたうー朝鮮半島のお茶文化千年

『韓国茶文化千年』に収録された名詩文48編、初邦訳!

中沢けい(監修)遠藤星希(解説)
朴光賢(監訳)辛承模、李丞鎭、申銀児、韓成禮(訳)
2021年3月31日刊行
978-4-910214-17-7